目指せ未来の介護福祉士 CATEGORY

目指せ未来の介護福祉士

2018/09/28

介護福祉士をめざしたきっかけ ~八生会・介護老人福祉施設梅香の里 藤原 愛さん~

私が介護を勉強したいと思ったのは、祖母の葬式の日でした。
認知症の祖父母を在宅で両親と共に介護していました。
介護を始めて4年が経った夏の暑い時期、体調を崩した祖母は90歳で亡くなりました。老衰でした。
「家族に看取られながら亡くなってよかったね」と話していた隅で、祖父が遺影を見ながら涙を流しているのを目にし、
私は恥ずかしながら認知症の祖父でも「悲しみ」という感情は残っているのだとその時初めて気付きました。
そして翌年、祖母を追うように祖父も亡くなりました。
あの時、もっと介護について知識があれば、もっと気持ちを理解しようとすれば、もっと良い最期を一緒に過ごせたのではないかと後悔が今も残っています。

養成校で介護を勉強し、現在では特別養護老人ホームで介護福祉士として働いています。

祖父母の介護を通じ感じたさまざまな想いがあったからこそ、入居者に真っすぐ向き合うことで、
表に出ない本当の想いも理解することができるのだと実感しています。
そして、誰しもが迎える最後の時まで入居者の想いを汲み取り、常に入居者が自分のやりたいことを選択し、
その方らしい生活を送ってもらえるように、日々の関わりが大事なアセスメントだと感じています。

沢山の苦労や幸福を味わってきた長い人生の最期に少しでも関わらせていただけることが、
私の介護を行うやりがいであり誇りとなって私自身を成長させてくれているのです。

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